元バンドマンITエンジニアの語り場

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大菩薩の嶺を目指して

2016年10月10日

 

前回の川苔山から一週間とちょっと。

下山時に膝に急激な痛みを感じ、やっとの思いでふもとまで下りてきたはいいが

歩くのも困難なほどの緊急事態に見舞われた川苔山。

よくよく調べてみた結果「腸頸靭帯炎」という膝の炎症が起きていることが判明。

 

テニスプレイヤーにテニス肘があればランナーにはランナーズニーあり。とはどこでも言われていませんが、ランナーにとっては非常に馴染み深い炎症のようです。

原因は単純明快。膝の使いすぎ。

 

確かに今年になって急に登山を始めて、いままで経験のない負荷を膝にかけていたんだもん。そりゃ膝も悲鳴をあげるってもん。

 

 

 

ってことで、毎日スクワットとストレッチで足腰を鍛えて来年に備えようかな〜、今年はもう終わりかな〜なんて思っていた10月9日。

 

と、そこで突然会社の先輩から悪魔のお誘いが、、

「明日山の登るけどいく?」と。

 

そして二つ返事で「行きます」と返事をした愚かな自分。。

 

ってことで山梨は甲州に位置する日本百名山に登ってきました。

 

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大菩薩嶺(2,056m)

 

膝が痛くなるリスクは当然考えていたし、

だからこその大菩薩嶺というチョイスでもありました。

ガチ系の山だったらもちろん断っていたし。

 

とはいえ何も準備せずというのもアレなので、当日はこれにお世話になりました。

 

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 キネシオテープ。

人間の筋繊維と似た構造になっていて、伸縮性もまた人間のそれに近いらしい。

これを膝にがっちり巻きつけ膝の可動域をかなり狭めて臨むことにしました。

 

ちなみに今回のコースは↓

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上日川峠(ロッヂ長兵衛)スタートで、丸川峠下山。

 

電車だと行きは甲斐大和駅降車。帰りは塩山駅から、という感じ。

 

 大菩薩峠からの展望がとにかく有名なこの山ですが、今回は残念ながらあいにくのガス。

リベンジが決定した登山になりました。

 

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押し寄せるガス。。

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ここからの眺め。晴れていたら文句なしの絶景なのに...

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しかし山頂付近で嬉しいご褒美も。

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野生のキツネ出現!

こいつ相当人間慣れしているらしく警戒心ゼロ!

グイグイ近寄ってきました。

 

ガスっている山は、景観は残念ですけど、コケがよく映えるなと、新しい発見も。

 

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大地の日々の営みが産み出した芸術ですね。

誰にも気づかれず、少しづつ形を成していった生命の神秘。

自然は偉大です、本当に。

 

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 深淵な森。

たまりません。

 

こういう独特な雰囲気が楽しめるのでたまにはガス山もありかな。

たまにはね。

 

新緑の季節にリベンジ決めるぜ。

 

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